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エアバス・ヘリコプターズのVSR700プロトタイプ初飛行

2019/11/21


21世紀の海軍、次世代防衛への技術革新を推進

エアバス・ヘリコプターズはこのほど、仏エクサンプロヴァンス近郊のドローンテストセンターにてVSR700のプロトタイプが初飛行したことを発表しました。VSR700は複数回の離着陸と最長約10分間にわたる飛行に成功しました。

今回の飛行を許可した航空局の指示に従い、VSR700は30メートルのケーブルでつながれ飛行試験エリア内で初飛行を実施しました。エアバス・ヘリコプターズは、今後VSR700の自由飛行に向け、飛行試験プログラムを進め、同機の飛行領域を拡大します。

エアバス・ヘリコプターズのブリュノ・エヴァン最高経営責任者(CEO)は次のように述べました。「VSR700は、エアバス・ヘリコプターズの豊富な経験を大いに活用した無人航空機システムです。高度な自動操縦システムとエンジニアリングの専門知識を生かし、新たな軍用能力を提供します。今回のVSR700プロトタイプの初飛行は、2021年にフランス海軍との運用試験を控えた我々にとって、同開発プログラムの大きなマイルストーンとなります」

VSR700 はギンバル社製カブリ G2 ヘリコプターをベースに開発され、最大離陸重量500-1000キログラムを備えた無人航空機です。有効搭載量、航続距離および運用コストにおいて最適なパフォーマンスを発揮します。海軍の各種センサーを長期間にわたって搭載可能とし、艦船上に有人ヘリコプターと同時に配備可能で、運用装置が少ない理想的なプラットフォームです。

エアバス・ヘリコプターズは、2017年にカブリG2ヘリコプターを自律飛行用に装備し、有人による飛行試験を実施しました。今回のVSR700プロトタイプ初飛行成功は、完全な自律飛行への道を大きく前進しました。デモンストレーターと比べ、VSR700プロトタイプは、特殊なアビオニクスと高度な飛行制御システム、操縦士スペースに代わりミッション機器を管理するための空間が配備されています。そして機体の形状は、より洗練され、飛行性能を向上させるために流線形にデザインされています。

本件に関する問合せ先
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社 広報担当 直江/野坂
電話:03-5775-6262/03-5775-0129