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エアバス・ヘリコプターズ、2015年度は民間市場におけるリードを維持し、
新製品で成功を収める

2016/02/05


顧客満足、品質・安全性と競争力を重視したトランスフォーメーションプランにより、2015年、エアバス・ヘリコプターズは戦略的な計画の実施と、厳しい市場環境に立ち向かい重要なミリタリー商戦の遅れを取り戻すことに全力を注ぎました。

エアバス・ヘリコプターズは2015年に民間、官公庁、軍用製品ラインナップより395機のヘリコプターを納入し、世界的に軍用機市場シェアを維持しながら民間及び官公庁市場におけるトップの地位を強化しました。その一方で、新世代の中型ヘリコプターH175の高い業績により383機を受注しました。政府機関向けNH90とタイガーに関する契約修正を考慮すると333機の受注になります。軽双発ヘリコプターH135及びH145ファミリーの需要は堅調に推移しており、受注数は2015年の目標を上回りました。

ギヨム・フォーリ代表取締役社長は以下のように述べました。
「厳しい市場環境にもかかわらず、最良のポジションで事業運営していくことに向けて取り組んでいる、戦略的なトランスフォーメーションプランの成果が出てきています。顧客満足、品質・安全性及び競争力に重点的に取り組むことにより、我々は最大から最高へ、そしてヘリコプター市場のベンチマークになるべく、その成功への道に向けて目に見える結果を生み出しました」

昨年のハイライトとしては、7トンクラスH175に関して、2015年度の会社目標を超える36機の受注という高い業績が挙げられます。原油安の影響がありましたが、複数のオイル&ガス関連ミッションの運航会社による支持により、H175の総受注数は101機となりました。運用開始時における成熟度向上により、2014年12月よりH175を運用開始しているNHV社は、高稼働率のもと、2,000飛行時間に到達しました。また、昨年は最初の公共サービス関連向けとして、香港のGFS社による受注もありました。

ギヨム・フォーリ代表取締役社長は以下のように述べました。
「お客様重視により、顧客満足度に関する外部サーベイでは、エアバス・ヘリコプターズは第2位と評価されています。2016年はお客様に利益をもたらすことができるよう継続的改善に努め、厳しいミッションに求められる高性能且つ信頼性の高い機体を提供してまいります。また、この困難な環境下においても、H160とX6を具体化させ、H Generationの未来への準備も行っています」

エアバス・ヘリコプターズは最初の”H Generation”である新中型機H160の試験飛行段階を2015年に開始しました。2016年には、試作第2号機が試験飛行段階に加わり、H160の製品化も開始されます。2015年、エアバス・ヘリコプターズは開発の契約からわずか2年という期間で、H145ヘリコプターの軍用仕様であるH145Mの初号機をドイツ軍に納入しました。またロンドンで開催されたHelitech展示会において、安全性向上と操縦士の負担軽減を提供する、エアバス・ヘリコプターズが開発したデジタルアビオニクスパッケージHelionixを搭載し、アップグレードされたH135を発表しました。

2015年における安全面の主な成果として、まず開発の最前線にある最新のH225に完全導入された、乗務員運航マニュアル-Flight Crew Operating Manual (FCOM)が挙げられます。これはオイル&ガス関連ミッション向けの成功実例とアドバイスをまとめたマニュアルで、2015年、北海の運航会社に導入されています。また、もう1つの成果としては、石油掘削リグへのワンタッチ・アプローチのための高度なアビオニクスソリューションRig ‘N Flyの認定取得があります。

昨年は、国際的な舞台において重要な一年となり、エアバス・ヘリコプターズは、パートナーシップと国際的な足跡を拡大させました。10年前、Surionを共同開発したKorean Aerospace Industriesより、LCH-LAHの開発に向けた戦略的パートナーに選ばれました。これにより、民間及び軍用機市場へH155の発展をもたらし、数百機が製造されることとなります。

中国での100機のH135の組み立てと、すでに民間市場の40%を獲得している地位強化のために、中国と新しいパートナーシップを締結しました。11月には大型ヘリコプターH215の発表とともに、公共事業、国連平和維持活動や後方支援任務等の市場向けに対する近代的且つ費用対効果の高いソリューションの提供を目的とした、新しい産業モデルとルーマニアとの拡大された戦略的パートナーシップが併せて発表されました。一方、米軍はアメリカで組み立てられているUH-72 Lakotaを受け入れ、今年53機を追加発注し、合計400機以上の発注がもたらされます。このプログラムは、適切な納期、価格、品質を伴う機体デリバリーの成功事例として認識されています。

顧客サービスの分野では、運航者がいつでも、どこでも飛行継続できるようにというエアバス・ヘリコプターズのコミットメントを強調し、業界で最も包括的なソリューションであるHCareサービスの開始を昨年3月開催されたヘリ・エキスポで発表しました。以来、すべてのお客様にノンストップのサポートを提供するために、24時間365日利用可能な技術的問合せ用ホットラインを開始しました。またエアバス・ヘリコプターズは、ドイツ連邦軍との15機のH145Mに対する7年間の包括的協力サポート・サービス契約、またフランスGendarmerie Nationale and Sécurité Civile(国家憲兵隊)とは、50機のEC145に対する5年間のグローバルサービスソリューション契約などの重要なサポート契約を獲得しました。

2016年も引き続きトランスフォメーションの年となり、エアバス・ヘリコプターズは生産能力を近代化してまいります。革新的な将来のプログラムをサポートするために設計されたMarignane Development Centreが、新しい卓越したブレード生産拠点「Paris-Le-Bourget(パリ・ル・ブルジェ)」と同時に今年開設されます。また、 H160用の新しい自動化された最終組立ラインも今年の下半期に開設されます。

2015 年の概要
・民間と官公庁の分野では、納入機数ベースで市場の45%を獲得しました。
・連結売上高の50%は民間機の製品販売によるもので、残り50%は軍用機によるものでした。
・製品販売は、連結売上高の53%を占め、残り47%はサービス販売によるものでした。

2015年受注 383機の機種別内訳
・H120/H125/H130ファミリー: 163機
・H135: 49機
・H145: 107機
・H155ファミリー: 13機
・H175: 36機
・H225ファミリー: 2機
・Tiger: 7機
・NH90: 6機

本件に関する問合せ先
エアバス・ヘリコプターズ・ジャパン株式会社  広報担当  中澤
電話:03-5414-3408/FAX:03-5414-3328