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ユーロコプターのEC135用シミュレータ、フル・フライト・シミュレータLevel Bの認定を取得
ドイツにおいて包括的訓練事業を提供

2012/06/06


ドイツにあるユーロコプター・トレーニング・アカデミーが運営するEC135用のシミュレータがこのほど、ドイツの航空局よりフル・フライト・シミュレータ(FFS)Level Bの認定を受けました。ヨーロッパで初めて同認定を取得したEC135用FFSは、世界各国のお客様に各種の訓練の機会を提供します。


ドナウワースのユーロコプター社敷地内に設置されたEC135用シミュレータは、フルモーションのLevel 3フライト・トレーニング・デバイス(FTD、飛行訓練装置)として2009年末に稼働を開始しました。毎年250人以上のパイロットが世界各国から訪れ、多様なミッション訓練などのコースに参加しています。これまでの累積稼働時間は2,500時間以上となりました。

FFSはパイロット向けに、初期訓練、リカレント訓練の他、非常時の操作手順、計器飛行、海上人員輸送、夜間フライト、ナイトビジョンゴーグル(NVG)、カテゴリーA運用などの特定の訓練を行うことができます。FFS Level Bの認定取得により、ユーロコプターは技術能力試験および技量確認を行うことができます。

トレーニング・アカデミーのシニア・アカウンタブル・マネージャのチャールス・ヘベカは、「訓練能力の向上はユーロコプターが追及する安全性の発展への大きなステップです。今回のLevel Bの認定によりドナウワースで提供する万全な訓練体制が整い、より広範囲なそして特化されたフル・フライト・シミュレータのサービスを求めるお客様の要望に応えるものとなります」と語りました。

EC135の実際の運航を正確に模擬するために、このシミュレータはユーロコプターとそのサプライヤから入手した広範囲なEC135のOEM Level Dデータパッケージ(実際のソフトウェアやパーツを使用し、ヘリコプター、エンジン、自動操縦装置その他のあらゆるシステムの機能をすべて確実に模擬できるようになっています)を組み入れています。更に、これらはすべてEC135の開発に携わったユーロコプターの設計部門の専門家、フライトテストエンジニア、およびフライトテストパイロットにより認定プロセスの一工程として調整、管理、承認されています。

世界各地の21カ所に広がるユーロコプターのトレーニングセンターは民間・軍用のパイロット、整備士、および航空専門家のために、あらゆる領域のサービスを提供しています。ウェブ上で行う訓練、コンピュータ・エイディド・インストラクション(CAI)、バーチャル・コックピット・プロシージャートレーナー(VCPT)、アビオニクストレーナー(AVT)、FTD、FFSなどの多様な訓練機材を柔軟に利用して、初等訓練、リカレント訓練、型式限定変更訓練、ミッション訓練等の訓練を提供しています。飛行の安全をより向上するという責任の一環として、ユーロコプターはFFSを世界各国のお客様の身近に設置し、訓練の量、質、経済性を強化しています。2008年中旬には4カ所であったFFSが、2012年の末には20カ所に増加する予定です。


<本件に関するお問い合わせ先>
ユーロコプタージャパン株式会社 広報担当:小野寺 電話:03-5414-3340 FAX:03-5414-3328