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ユーロコプター、日本で更なる成長をめざし合併と神戸空港新格納庫への移転

2012/04/16


ユーロコプタージャパン(本社: 東京都港区、代表取締役社長ステファン・ジヌー)は17日、神戸空港島の新格納庫での事業を開始し、アジアで最も成功している市場のひとつである日本において、次の成長ステージへの大きな一歩を踏み出しました。日本政府と地域の関係当局の支援のもと、ヘリコプターの販売後のアフターサービス事業を強化し、空の安全性、有用性、経済性を高め、日本の航空産業の持続的発展に貢献していきます。

ユーロコプタージャパンのステファン・ジヌー代表取締役社長主催のもと、同日オープニングパーティーが開催され、井戸敏三 兵庫県知事、矢田立郎 神戸市長をお迎えし、本社よりノルベール・デュクロ アジアパシフィック営業本部長兼ユーロコプタージャパン取締役会長、デレック・シャープルス サポート・サービス エグゼキュティブ・バイス・プレジデントが出席しました。

ユーロコプター製ヘリコプターが日本の空を初めて飛んで50年、この間、国内のお客様、重工業等の航空産業界との関係を築き上げてきました。そして、国内における2社の子会社の合併により、新ユーロコプタージャパンが誕生し、直営の子会社としてさらに発展するための体制が整いました。

ノルベール・デュクロ アジア・パシフィック営業本部長は、「これまで、日本政府や地域の関係当局、お客様、協力会社より多大なご支援をいただき、誠に感謝しています。私たちは、多くの国で子会社を展開しており、アジアにおいても、ヘリコプター産業の発展に尽力しています。日本の活気あふれるヘリコプター市場は、諸外国の良い模範となっています。」と話しました。

2012年4月1日、ユーロコプタージャパン(機体販売、部品・関連機器の販売、技術支援、操縦士の訓練)と、ユーロコプタージャパンT&E (整備・修理、改造とそれに関わる設計)を統合し、新ユーロコプタージャパンとして、機体の販売からアフターサービスまで製品ライフサイクル全体における一貫したサービスをさせていただくことができるようになりました。

14,000m2に及ぶ新格納庫において、今後、整備・修理、ヘリコプターの特殊装備品搭載などのカスタマイズとそれに関わる設計、開発を拡大し、プロ操縦士・整備士を養成する訓練などの事業を展開していきます。

新格納庫においては、中型ヘリコプター25機相当の整備が可能となり、移転前と比較して、整備・修理能力が格段に向上しました。最先端技術を採用した格納庫は、日本におけるこれからの格納庫の参考となれるように設計しました。コンセプトは「環境への配慮」であり、太陽光発電パネルや、天窓からの自然採光、駐車場緑化などを採用しています。外観は白を基調とし、屋根にはヘリコプターの流線型と港町、神戸と六甲山の山並みを表現した現代的なデザインとなっています。

日本政府が推進して発展させている海外企業の国内における研究開発にも注力していきます。ユーロコプタージャパンのステファン・ジヌー代表取締役社長は、「外資系航空機メーカーとして日本で初めて、政府から研究開発のための補助金をいただくことができました。国内には、高い技術をもち、世界で活躍できる優秀な人材がおり、地域の皆様と共に、国内のカスタマイズのための最先端の技術を発展させ、運航の安全性、有用性、経済性を高めていきます。ユーロコプターのネットワークだけでなく親会社で、世界を代表する航空宇宙産業グループ、EADS(イーエーディーエス)の世界中に広がるネットワークを通じ、日本の高い技術を世界につなげ、地域、そして日本の航空産業の持続的成長に貢献していきます。」

新格納庫には、プロの操縦士・整備士を養成する訓練施設、「ユーロコプタージャパン・トレーニングセンター」を併設しています。今後、日本初のヘリコプター用フル・フライト・シミュレータ(EC135型機)等の機材を設置します。EC135型機は、国内において、操縦士の訓練、救急医療(ドクターヘリ)、報道取材、人員輸送任務で広く運用されているベストセラー機で、同型機のフル・フライト・シミュレータにより機種にとらわれず各種バージョンの訓練を提供していきます。このフル・フライト・シミュレータを用いた訓練は、国内だけでなくアジア・パシフィック地域のオペレーターにも提供される予定で、稼働開始は2014年を予定しております。

「ユーロコプタージャパン・トレーニングセンター」の非常に重要な特長は、訓練機器やツールの充実もさることながら、ユーロコプター認定の日本人教官が、日本語で世界最高水準の学科・実技訓練を実施することです。

現在、国内におけるマーケットシェアは54%で、民間・官公庁ヘリコプター市場でNo.1であり、54%のシェアを誇り、320機が運航されています。これまで地域に密着した活動を行い、地域の皆様のご協力のもと、ともに成長し、ともに、昨年の東日本大震災をはじめとするあらゆる試練を乗り越えてきました。東日本大震災では、ユーロコプター製ヘリコプターで400名以上の人命が救助され、人員・物資輸送や救難救助の任務に貢献させていただくことができました。

東京本社にはこれまでと同様に約70名、神戸格納庫には約200名の従業員が在籍し、合計270名が、お客様に総合的なサポートを提供させていただきます。


<本件に関するお問い合わせ先>
ユーロコプタージャパン株式会社 広報担当:小野寺 電話:03-5414-3340 FAX:03-5414-3328